内地巡遊記

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【なをとの内地巡遊記/大分県編】観光と野生の境界線が崩壊した山『高崎山自然動物園』とは?サル社会と人間社会の縮図があんま大差なかった。

「大分県って温泉しかないんでしょ?」おい誰だ、今そう言った奴。温泉しかない?いや、温泉がある時点で最強なんだが?こちとら肩こり、腰痛、現代社会、全てのストレスを湯で流してんだよ。温泉入ったことない奴は人間としての進化途中だと思ってるからな。...
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【なをとの内地巡遊記/京都府編】紅葉と静寂に包まれる『常寂光寺』とは?戦乱をくぐり抜けた古刹に宿る『常寂』の意味とその歴史を深掘りしてみた。

京都。それは日本が誇る観光地という名の人混みエンタメ地獄。和の心?風情?そんなものは修学旅行生のカメラの連射音と、着物レンタルした女子大生の自撮り棒にねじ伏せられている。八ツ橋に抹茶ソフト、舞妓体験と人力車。もうね、どこ歩いてもインスタか地...
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【なをとの内地巡遊記/京都府編】水の神様が天気と恋を支配するパワースポット『貴船神社』とは?平安貴族も参った聖地を深掘りしてみた。

京都といえば紅葉、抹茶、舞妓はん、そして財布が薄くなる観光地ラッシュ。見渡す限り歴史遺産、振り返ればインスタ映えスポット、気づけばタクシー代で心が折れてる街、それが京都。その中でも一際『神秘』と『恋愛』というキラーワードで女子の心をぐいぐい...
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【なをとの内地巡遊記/京都府編】石川五右衛門が見た絶景『南禅寺』とは?歴史が濃すぎる観光スポットを深堀りしてみた。

京都府。それは紅葉と寺と修学旅行生と観光バスの密度でできている魔都。風情という名の洗脳が街ごとにかけられ、歩くだけで自分が文学作品のモブキャラになれる場所。名産物は八ツ橋に漬物に宇治茶。どれもお土産の袋に書いてある文字のフォントがやたら達筆...
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【なをとの内地巡遊記/大阪府編】食べ歩きが名物の観光地『道頓堀』とは?ボケとツッコミで回るイカレた街の歴史を深掘りしてみた。

大阪って言えば?粉もん?吉本?阪神タイガース?信号無視?全部正解。むしろ全部セットで出してくる街、それが大阪。そしてその大阪の『ボケとツッコミが物理で飛び交う戦場』が、ここ『道頓堀』最初に言っとくけど、ここ観光地やからな?グリコの看板がドー...
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【なをとの内地巡遊記/奈良県編】目の神様が住む観光地『壺阪寺』とは?大仏と紅葉が暴れる寺院の歴史を深掘りしてみた。

奈良県といえば?って聞かれたら『鹿にせんべいやる公園』って秒で答えが返ってくるぐらい『奈良=奈良公園』の印象が強すぎるんだけどさ。それ以外に何があるかって聞かれたら、うっかり答えに詰まって沈黙してしまう人類が7割を超えると思うんだ統計取った...
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【なをとの内地巡遊記/京都府編】観光地化されない奇跡の集落『伊根の舟屋』とは?海と暮らす漁村文化を深掘りしてみた。

京都と言えば、八つ橋と抹茶と外国人観光客の撮影会。舞妓はんよりマリオカートが走ってる確率の方が高い時代に、どうしても忘れられがちな場所がある。舞台は京都の北の果て。電車もコンビニも気軽には現れず、Googleマップも「あんま来んなよ」って空...
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【なをとの内地巡遊記/熊本編】異世界にログインできる熊本のパワースポット『色見熊野座神社』とは?こんな神域なら神隠しにあっても仕方がない。

熊本県。九州のど真ん中で「阿蘇の火山があるとこでしょ?」みたいなテンプレ知識しか持ってない奴が、うっかり足を踏み入れると全力でボコられる県である。馬刺しは美味い。ラーメンは黒い。辛子蓮根は思ったより辛い。人は優しい。でも景色は鬼のようにワイ...
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【なをとの内地巡遊記/熊本編】怒り狂った大地が呼吸する観光地『阿蘇山』とは?カルデラ火山噴火の破壊力を深掘りしたら色々と諦めた。

どうも、地味な県ほど魂が燃えるタイプの観光客です。今回は熊本県を訪れました。そう、あの阿蘇山がいる県です。「熊本って何あるの?」とか言うヤツ、今すぐ目覚ませ。お前の胃袋、すでに熊本に飼われてるぞ。まず、馬刺し。そして辛子蓮根。あといきなり団...
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【なをとの内地巡遊記/大阪編】勝利に飢えたパワースポット『勝尾寺』とは?勝ちたいのに何一つ勝てなかった敗北者の記録。

はいはい来ましたよ、浪速の国。金と笑いと粉モンでできてる街、それが大阪。お好み焼きにご飯つけてきて、平然と「炭水化物定食や」って言い張る、糖質界の狂犬みたいな連中が巣食う都市だよ。名産は、たこ焼きとか串カツとか551の肉まんとか通天閣。そし...