鹿児島県。そう聞いて「あぁ〜地味でしょ?」なんて言う奴がいたら、俺は即座にその口を灰まで叩き潰す。何が地味だ、ここは火山のテーマパーク+温泉パラダイス+食のデパートだぞ?
名産物だけ並べても戦闘力が高すぎる。
- 黒豚
- さつま揚げ
- 焼酎
- 白熊アイス
どれを取っても胃袋を人質にされるラインナップ。そしてその上で、鹿児島は火山がド派手に鎮座してる。桜島を筆頭に、温泉がブクブク湧きまくり。地味どころか地球が毎日パーティーしてる土地なんだよ。
そんな鹿児島の山奥に、まるで自然が「俺たち本気出したらここまで絶景できるんだぞ?」とドヤ顔して造り上げたのが『えびの高原』
紅葉シーズンになれば山肌は真っ赤に染まり、池は澄んだ青で反射し、火山ガスは「俺も主役!」と出しゃばる。正直、地味って言った奴はここで3分も歩けば「ごめんなさい俺が間違ってました」土下座不可避。
俺が行ったのは2年前。ブログなんてまだ影も形もなかった頃。だから残ってる写真は池巡りの風景くらい。でも、その時の記憶はハッキリしてる。温泉は入りたかったけど…入れなかった。この恨みは温泉の湯気と一緒に今でも俺の脳内で立ち上ってる。
それでもえびの高原は『紅葉/火山/池巡り』の三拍子揃った絶景スポット。ここを地味だと言う奴は、今すぐ池に逆さ吊りにしてやる。
えびの高原とは?
えびの高原? うん、山の上にあって紅葉がドーン!って広がってて、池がポツポツある場所…それだけじゃ怒られるか。
一応ちゃんと言うと、ここは霧島連山の真ん中あたりにあって、標高は1200メートル前後。夏は避暑地、秋は紅葉、冬は雪景色、春は新緑っていう四季のカタログ全部入りみたいな場所。
さらに火山地帯なんで温泉もゴリゴリ湧いてるし、散策コースも整ってる。池を巡るトレッキングコースなんて、完全に『歩くだけでカロリー消費+絶景オマケ付き』という健康志向の人に優しい仕様。
…まぁ正直に言うと、俺も行った時は「へぇ〜山と池あるじゃん」ぐらいの感想だった。けど、紅葉の時期に歩くと「自然って課金なしでここまでグラフィック出せるんだな」って感動する。
要するにえびの高原は、自然が気合い入れてレンダリングしたマップ。観光客はその中を「すげぇ」って言いながら歩いて終わる。


歴史
古代からの火山信仰
霧島連山と神話の関係
えびの高原を含む霧島連山は、日本神話の舞台にバッチリ組み込まれている。
天照大神の孫『瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)』が天から降り立った場所。それが高千穂峰だって伝説。
要するにここ、神様が「今日からここ住むわ」って不動産契約した聖地。
だから昔の人も「神話補正ついてる山は強い」って事で、火山そのものを祀る対象にしてきた。
古代人が火山を神聖視していた背景
古代人は火山にビビりながらも「これ絶対神様のパワーだろ」って思ってた。
だって噴火すれば山は揺れるし、火と煙が空に伸びる。普通なら「天罰くらった!死ぬ!」ってなる所を、彼らは逆に「いやこれ神の演出やろ」って崇めた。
火山灰で土地は肥えるし、温泉は湧くし、山の恵みも多い。つまり火山は『破壊神にして同時に恵みの神』みたいな二面性キャラ。
そんな背景もあって、えびの高原周辺は古代から祈りや祭祀の場として扱われてきた。現代人からすれば「火山ガス危険!立入禁止!」なんだけど、古代人はそれを見て「ありがてぇ!神様今日も元気だ!」と拝んでた訳だ。
中世/江戸時代の利用
山岳信仰と修験者の修行場としての役割
中世のえびの高原は、観光スポットでも紅葉狩り名所でもなく、ガチ修行のステージだった。
修験者たちは『自然の厳しさ=神の試練』と信じ、火山ガスでむせながら滝に打たれ、断崖を登り、夜は祈りながら寝落ち。
現代で言うならデスゲーム系トレーニング合宿。
彼らにとって高原は、悟りを開くか体力尽きて倒れるかの二択という鬼畜マップだった訳だ。
江戸時代の旅人や地域住民による高原利用の記録
江戸時代になると、修行オンリーのステージから少し緩和。
旅人や地域の人々も「ここ良い場所じゃん」と高原を散策したり、温泉を利用したりし始めた。当時の記録には「高原で牛馬を休ませた」とか「草刈りして生活に役立てた」なんて記述も残ってる。
つまり、修験者には地獄の特訓場でも、庶民にとってはピクニック兼スーパー銭湯みたいな存在。
要するに中世~江戸のえびの高原は、修験者には命がけの修行場、庶民には日常をちょっと豊かにする便利スポット。同じ場所でも、立場が違えば見え方が真逆っていう、歴史あるある展開だった訳だ。
近代の観光開発
[明治以降]登山/温泉観光の始まり
明治になると「火山=神様の住処」だった空気が一気に変わる。
「いやあそこ普通に観光できるんじゃね?」って西洋かぶれの近代人が気づいてしまった。
結果、修行僧の聖地だった高原は、いつの間にか登山と温泉でヒャッハーする娯楽エリアに転職。温泉に浸かりながら「火山バンザイ!」って叫ぶ観光客の姿は、古代人が見たら全員ひっくり返るレベル。
国立公園指定
昭和9年(1934年)、霧島連山は日本初の国立公園に選ばれる。その中に当然えびの高原もセットイン。
『国が公認した絶景エリア』という称号を得た結果、地元は「もうこれで観光資源ゲットや!」と大はしゃぎ。
つまり国の一言で、えびの高原は修験場から観光地へクラスチェンジを果たした訳だ。
昭和期の温泉施設や登山道整備の進展
昭和に入ると『観光地っぽく見せる努力』が本格化。
- 温泉旅館や休憩所が続々オープン
- 池巡りや山歩きの登山道が整備され、安全に『死なない程度に絶景を楽しめる』仕様へ
- バス路線も整備され、アクセスも改善
結果、えびの高原は『温泉と登山が同時に楽しめる高原リゾート』として一気に人気爆上がり。修験者が命がけで歩いた道も、今では観光客が「わぁ紅葉キレイ〜」って言いながらスマホ構えて歩くハイキングロードに変わった。
歴史を振り返ると、えびの高原は完全に『修行場→遊園地』の進化を遂げた訳だな。
近年の歩み
新燃岳噴火による規制と観光の渋滞
2011年、新燃岳がドッカーンと噴火。
火山灰はドバドバ降るわ、火山ガスはモクモク出るわで、えびの高原は観光どころじゃねぇ状態に突入。
登山道は封鎖、池巡りも規制、観光バスは手前でUターン。まさに、大自然からの強制休暇。観光業界は悲鳴、観光客は肩透かし、地元は胃薬を常備する日々になった。
観光再開に向けた地域の取り組み
でも地元民はやられっぱなしじゃなかった。
- 火山情報を逐一発信する安全対策
- 周辺施設のリニューアルや新しい観光イベントの導入
- 今こそ温泉で癒やされろ!とPR攻勢
要するに『火山に殴られたら温泉で回復』という逆転の発想。この粘り強い取り組みで、えびの高原は再び観光客を呼び戻す足場を固めていった。
登山/トレッキングと温泉を組み合わせた観光地としての再評価
近年は安全面の改善も進み、えびの高原は「やっぱここ最高だな」と再評価されている。
- 紅葉シーズンのトレッキング
- 池を巡る散策コース
- 下山後は温泉でドボン
この『歩いて燃焼→湯で回復』というゴールデンコンボが人気を集め、観光客は再び戻ってきた。結果、えびの高原は『火山と温泉の絶景セット』という唯一無二のポジションを再確立。
まぁ正直、自然災害のたびに心臓がヒュッと縮むんだけど、それ込みで『火山と共存する観光地』ってブランドが完成してるんだよな。


特徴
高原の地形と標高
標高約1,200mに広がる高原の成り立ち
えびの高原は標高約1,200m、霧島連山のど真ん中に広がる高原。
地殻変動や噴火が積み重なってできた地形で、大地が何万年もDIYして作った天然テラスみたいな存在。
夏は避暑地、秋は紅葉、冬は雪景色っていう季節ごとの衣替えもバッチリで、自然が『四季コレクション』を年中開催してる場所だ。
霧島連山のカルデラ地形との関係
えびの高原の足元は、霧島火山群のカルデラ地形の上にドンと乗ってる。
つまり、大噴火でドカンと凹んだ場所にさらに自然が盛り直して今の高原になりましたっていう、地球のやらかしと修正の産物。そのおかげで池や湿地が点在してて、火山の息吹を感じながら歩ける。
普通に考えたら『危険物件』だけど、観光地としては『スリル満点の立地』って事になってるのが笑える所だ。
高原特有の景観
えびの高原の景観は、ざっくり言うと『紅葉+池+硫黄の匂い』
秋になると山肌一面が赤や黄色に染まり、池は空を映して青く光る。そこに温泉由来の硫黄の匂いが混ざって『絶景なのに温泉卵の気配』っていう独特の演出が完成。
さらに高原らしく広い空と風があって、歩くだけで「俺…自然に抱かれてる」感が味わえる。
要するにえびの高原は、地球が噴火とリフォームを繰り返して完成させた天然ジオラマ。景色は美しいけど匂いは温泉卵、そんなアンバランスさが癖になる場所だ。
火山群に囲まれた環境
新燃岳/韓国岳など周辺火山の存在感
えびの高原は、ただの高原じゃなくて火山サークルのど真ん中に位置してる。
北にそびえる『韓国岳(からくにだけ)』は標高1700m超えのボスキャラ、東の『新燃岳』は「俺まだ現役だからな!」と噴火を繰り返すラスボス系。登山客はみんな「絶景〜!」と叫ぶけど、火山たちは「いつでも火力見せてやんぞ」とドヤ顔してる。
要するに、えびの高原は火山たちに囲まれたリングの真ん中に立ってる感じだ。
活火山が作り出す独特の風景と地質
火山活動のおかげで、地面は溶岩でゴツゴツ、ところどころに火山灰が積もり、池は火口跡に水が溜まった天然プール。
観光パンフには『美しい火口湖』とか書かれてるけど、実際は地球が火遊びした後の跡地だ。でもその『荒々しいのに美しい』コントラストが観光客を惹きつける。
地質学者からすれば教材の宝庫、カップルからすればインスタ映えの宝庫。どっちにしても火山の思惑通りに踊らされてる。
硫黄の香りや噴気活動の影響
歩いてると、風に乗って温泉卵の匂いが漂ってくる。そう、硫黄ガスだ。
「お腹空いたな〜」と錯覚する人もいれば、「ちょ…これ大丈夫?」と不安になる人もいる。さらに噴気孔から白い煙がモクモク…地元の人は慣れっこだけど、初見の観光客は「地面燃えてね?」とガチでビビる。
結局のところ、えびの高原の環境は火山の気まぐれ演出ステージ。青空と紅葉と池が綺麗に揃った背景に、硫黄の香りと白煙が混ざる。
まるで「絶景にちょっと毒ガススパイス効かせときました」っていう、自然のブラックジョークだ。
季節ごとの魅力
[春]新緑と高山植物
春のえびの高原は、山全体が『若葉色の絨毯』に模様替え。
ミヤマキリシマなんて高山植物がド派手に咲いて「俺らもSNS映え狙ってます!」って自己主張してくる。修験者が見たら「修行中に花見とか集中できねぇだろ!」とキレるレベルで、自然がはしゃぎまくる季節。
[夏]避暑地としての涼しさ
標高1,200mのおかげで、真夏でも涼しい。鹿児島市内がサウナ状態でも、ここだけは『天然エアコンON』
避暑に来た観光客が「ここは極楽か?」って顔して池を眺めてる横で、馬鹿正直に下界から登ってきた人は「いやもう帰りたくね?」と膝ガクガク。
要するに、夏のえびのは地元民の秘密のクーラー部屋みたいなもんだ。
[秋]紅葉と池に映る絶景
秋はもう説明不要のド本命。
山は真っ赤に染まり、池は青く澄んで、その水面に紅葉がリフレクション。観光客は「うわ〜!」と感動しつつスマホ連写、でも9割ブレる。カメラマンは三脚構えて「ここがベストアングル!」と縄張り争い。
紅葉+火口湖=自然が本気出した一発芸って奴だ。
[冬]霧氷や雪化粧の幻想的な景色
冬のえびのは一転してホワイトワールド。木々は霧氷でキラキラ、山肌は雪化粧で真っ白。
風が吹けば『氷の粉』が舞って、観光客は「インスタのフィルターいらねぇな」って感動する。
ただし足元はガチで滑るから、調子に乗ると即コントみたいに転倒。幻想的な景色を楽しむには、命と足腰の安定感が必要。
火山湖と池巡り
六観音御池/不動池/白紫池などの成り立ち
えびの高原の名物といえば池巡り。
この池たちは、ただの『水たまりデカい版』じゃなくて、全部火山活動の副産物。
- 六観音御池:霧島火山群で一番大きい火口湖。火山がドーンと爆発した跡に雨水が溜まった天然プール。
- 白紫池:火山灰や鉱物の影響で独特の色を出す、まるで自然のカラーパレット。
- 不動池:酸性度MAXで、魚は「無理っす」って逃げ出すレベル。地球が命に優しくない水作っちゃった見本市。
要するに、ここは地球の失敗作っぽいのに芸術点は満点な池の集合体。
それぞれの池が持つ独特の色彩や雰囲気
池の面白い所は、色が全部バラバラな事。
- 六観音御池は深い青で『天然ブルーレイ』
- 不動池は神秘的すぎて『中二病の心を直撃』する青緑。
- 白紫池は天気や光で色が変わる『自然のムードランプ』
見比べると「お前ら同じ火山湖出身だろ? なんでそんな個性バラバラなんだよ!」ってツッコミたくなる。でもそのバラバラ感が逆に観光客を飽きさせない。
トレッキングルートと観光動線
池を繋ぐのが、えびの高原のトレッキングルート。初心者でも歩きやすい整備された道で、ぐるっと回れば『池スタンプラリー』ができる。
- 六観音御池で「おぉ!」
- 白紫池で「おぉぉ!!」
- 不動池で「おぉぉお!!!」
って3段階でテンションが上がる構成。観光動線としては完璧で、歩くだけで勝手に感動がアップデートされる。
つまり池巡りは、えびの高原が用意した自然版の『絶景三部作』だ。観光客はそれに乗せられて、気付けば「やっぱ鹿児島すげぇな」って言いながら下山する訳だ。
動植物と生態系
高原ならではの高山植物
標高1,200mのえびの高原は、平地じゃまず見られない高山植物の展示会場。春になるとミヤマキリシマがピンクのじゅうたんを敷き詰め、夏にはリンドウやススキがドヤ顔で登場。
「おい!俺たち標高低いとこじゃ育たねぇからな!」ってツンデレ気味に咲き誇る。
植物学者にとっては宝の山、観光客にとっては「花の名前知らんけど綺麗だからOK」なフォトスポットだ。
野鳥やシカの生息環境
森と草原が広がるえびの高原は、鳥や動物たちのシェアハウス。
野鳥は「ピヨピヨ」と鳴きながらSNSライブ配信みたいに存在感をアピールし、シカは「俺ここ住んでますけど」と草をモグモグ。観光客が近づくと、鳥はすぐ飛び立つのにシカは「お前誰?」って顔で無視するのがデフォ。
動物園じゃなく自然の中でこの光景が見られるのは、やっぱ高原ならではの贅沢。
貴重な湿原植生の残存
さらにえびの高原には、今となってはレアな湿原環境が残ってる。
モウセンゴケみたいな食虫植物がしれっと生えていて、虫たちは「観光に来たら食われました」ってオチ。湿原特有の植物たちは「俺ら絶滅危惧っぽいけどまだ元気っす」と静かにアピールしている。
この湿原が残ってるおかげで、生態系全体がパズルみたいにバランスを保ってるのが面白い。
その他の観光スポット紹介
六観音御池
紅葉シーズンに本気出す筆頭株。
水面が鏡みたいに冴えわたり、山の赤と空の青を2倍盛りで写し返す。湖畔の木道を歩くたび、景色が「今がベストショットだぞ」って押し売りしてくる。
周回ルートは起伏少なめで歩きやすいから、写真とため息が交互に出る事間違いなし。ここを外す選択肢は無い。

白紫池
天気と光で色気が変わる、えびののカメレオン。曇天だと静かなグレーの知性、晴天だと淡いターコイズの誘惑。
「同じ池なのに別人ですけど?」って顔で魅せてくる。
湖畔の開けた視界が広角レンズと相性抜群、広がりと抜け感のある一枚が欲しいならここで決め打ち。

不動池
酸性が効いたミスティックブルー。あまり生き物が寄りつけない分、色彩が研ぎ澄まされてて、見る側の脳だけが贅沢に満たされるタイプ。
『映えを極めた孤高の池』という肩書で、写真フォルダのセンターを取りに来る。
手前の木々を前ボケに入れると、深みが一段上がるのが小技。

硫黄山
池じゃない?知ってる。けど、池たちの生みの親分だ。
噴気が「俺が地形作ったんだが?」と自己主張していて、白煙と地肌の色が作る無機質なグラデーションが妙に美しい。ここを見れば、六観音御池/白紫池/不動池のキャラ立ちが地球の火遊びの成果だと腑に落ちる。
安全情報は現地掲示に従いつつ、風向きを読んで短時間でサクッと鑑賞が吉。

アクセス情報
住所
名称 | 住所 | 情報源 |
---|---|---|
えびのエコミュージアムセンター | 宮崎県えびの市末永1495-5 | [公式サイト]施設情報 |
えびの高原(園地一帯) | 宮崎県えびの市末永(霧島連山/韓国岳麓) | [鹿児島県観光]旅行サイト/かごしまへの旅 |
えびの高原駐車場(第一/第二) | 宮崎県えびの市末永 | 霧島市観光サイト |
駐車場
名称 | 車種 | 料金 | 備考 | 情報源 |
---|---|---|---|---|
えびの高原駐車場(第一/第二) | 乗用車 | 1回/500円 | EV/FCVは無料 | [霧島市観光サイト]料金表 |
えびの高原駐車場 | 二輪 | 1回/200円 | 1日1回有効 | [霧島市観光サイト]料金表 |
えびの高原駐車場 | マイクロバス | 1回/1,000円 | 長さ5m以上の乗用車はマイクロ料金 | [霧島市観光サイト]注記 |
えびの高原駐車場 | 大型バス | 1回/2,000円 | バス2台以上は事前連絡 | [エコミュージアム公式]料金/注意 |
営業時間
名称 | 時間 | 備考 | 情報源 |
---|---|---|---|
えびのエコミュージアムセンター | 9:00-17:00/年中無休 | 入館無料 | [公式サイト]施設情報 |
えびの高原(屋外散策) | 通年/終日 | 入園自由 | [鹿児島県観光]旅行サイト/かごしまへの旅 |
入場料金
名称 | 料金 | 情報源 |
---|---|---|
えびの高原(園地) | 無料 | [鹿児島県観光]旅行サイト/かごしまへの旅 |
えびのエコミュージアムセンター | 無料 | [公式サイト]入館無料 |
決済方法
区分 | 支払方法 | 備考 | 情報源 |
---|---|---|---|
駐車場 | 現地料金所で支払い | [1日1回有効]EV/FCV無料 | [霧島市観光サイト]料金/注記 |
入園/施設 | 該当なし | 園地/館とも無料 | [公式]かごしま観光サイト |
路線バス(周遊バス等) | [1日乗車券]大人1,100円/小人550円 | 霧島市内バス1日乗り放題 | [霧島市公式]一日乗車券 |
交通手段
手段 | 主要ルート | 所要時間 | 目安料金 | 情報源 |
---|---|---|---|---|
電車+バス | ❶JR霧島神宮駅 ❷[鹿児島交通バス/丸尾] ❸霧島連山周遊バス ❹えびの高原 | [バス区間]丸尾→えびの高原/約26-30分 | [バス1日乗車券]1,100円(区間運賃は路線により異なる) | [霧島市公式]周遊バス時刻 |
バス | ❶丸尾[霧島温泉郷] ❷霧島連山周遊バス ❸えびの高原 | 約26分 | [1日乗車券]1,100円 | [霧島市公式]周遊バス時刻 |
タクシー | ❶霧島温泉[丸尾] ❷えびの高原 | 約19分 | 約4,800円/台 | [NAVITIME]タクシー概算 |
車 | ❶鹿児島空港 ❷[県道/R223経由] ❸丸尾 ❹えびの高原 | 約50分(空港から) | [駐車]乗用車500円/回ほか | [みやざき観光ナビ]宮崎県公式観光/空港からの目安時間 |
実際に行ってみた
硫黄山がゴリゴリに噴いてた
最初は「あれ?誰かキャンプファイヤーでもしてんの?」くらいのノリで近づいたんだよ。そしたら実際はキャンプどころか、大地が本気で火遊びしてる火山そのものだった。
モクモク立ち上がる白煙、鼻に突き刺さる硫黄の匂い。なぜか俺の脳みそは「うわっクセぇ…でもちょっと癖になるなこれ」って変なスイッチが入り、調子に乗って深呼吸。次の瞬間、視界の端に『有毒ガス注意』の看板がドン。
「あぁ死んだな」と思った。
「俺は今、観光で死ぬルートに足突っ込んでる」って真顔で悟った。人生の最後が紅葉でも絶景でもなく『温泉卵の匂いで窒息』だったらシャレにならん。

池巡りなら二湖パノラマ展望台
ここはマジで池巡りのラスボス。六観音御池と白紫池を同時にドーン!と見下ろせる、池ファン垂涎の聖地だ。展望台に立つと「自然が二画面同時上映してる!」って脳がバグる。まるで紅葉と湖面のダブルパンチで顔面を殴られる感覚。
で、絶景に見惚れてベンチに座ってたら、隣に座ったハイキング中のお婆ちゃんから声をかけられた。
「あんた若いのにここ来るなんて偉かね〜」
…え?俺今ナンパされた?しかも年齢差ほぼ半世紀?
いや嬉しかったよ。素直に。だって絶景と同時に人の優しさまでフルコンボで体験できるとか、ここが天国じゃなきゃ何なんだ。

時間が足らずに韓国岳登れず
本当は挑戦したかったんだよ、霧島連山のボスキャラ『韓国岳(からくにだけ)』
標高1700m超えで、登れば火口もえびの高原も全部まとめて『天空の絶景パック』で見下ろせるっていう夢の山。けどその日は他の予定がギッシリで、泣く泣く断念。
展望台から山頂を見上げながら「あぁ俺の魂は今あそこに置き去りだ…」って登山家気取りで黄昏れてた。実際は靴擦れでヒィヒィ言ってただけなんだけどな。
登山家に憧れる俺の心の中では、もう何度も登頂してる。ただし全部妄想登山だ。

最後に
えびの高原。紅葉も池も火山も、全部ひっくるめて『自然のフルコース』をドヤ顔で出してくる場所だった。
歩けば池、見上げれば火山、鼻をくすぐるのは温泉卵の匂い。おまけにお婆ちゃんにナンパまでされる。ここまで来ると観光地というより人生イベント会場だな。
「鹿児島は地味」とか言う奴がいたら、俺はえびの高原に引きずってきて、六観音御池の前で土下座させる。だってここは、地味どころか自然がずっと「お前らまだ本気出してないって思ってた?はいドーン!お前死亡w」ってやってるエリアなんだよ。
温泉は入れなかった。韓国岳も登れなかった。でも、また来る理由が残ったって事だ。
…まぁ次は『有毒ガス注意』の看板はちゃんと見てから吸うけどな。




他にもいろんな記事を書いてます。沖縄移住生活で新しい文化に触れたり、沖縄の離島をチャリで回ったり、県外に出て絶景を巡ったり、海外でパスポート投げつけられたり。お時間があれば、ぜひ他の記事も覗いてみて下さい。
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最後まで読んでくれて本当にありがとう。あなたの貴重な時間を、俺のクソどうでもいい体験談に溶かしてしまって申し訳ない…とか言いながら、めちゃくちゃ嬉しいからこれからも遠慮なく時間を奪わせて下さい。
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